2026年、「モチモチ」の世界席巻——伝統の枠を超えた奇跡の穀物が描く食の最前線
食品科学の最前線でも、新たな可能性が芽吹いている。注目されているのが、高い保水性と保型性を生かしたプラントベース(植物由来)食品への応用だ。大豆プロテインを用いた代替肉に微量の調整した米粉を加えることで、肉特有のジューシーな肉汁感と歯ごたえを驚くほど自然に再現できることがわかった。
「水分をしっかり保持しながら、独自の弾力を与えられる素材は他にない」。大手食品メーカーの開発担当者はそう語る。乳製品を一切使わないヴィーガンスイーツや、アレルギー対応の冷凍食品など、ヘルスケア市場での採用実績は前年比で大幅な伸びを記録。食のバリアフリーを実現するためのキーパーツとして、その評価はとどまるところを知らない。