転圧とは?地盤沈下を防ぐ必須工程の真相とDiy・機械の全知識
Q1:転圧を怠った場合、どのくらいの期間で不同沈下やコンクリート割れが発生しますか?
A1:地盤の条件や載荷重量によって異なりますが、乗用車の出入りがある駐車場では施工後3ヶ月〜1年以内の雨期に最初の沈下や轍の発生が顕在化します。土間コンクリートの場合は、内部の空隙によってスラブ(床板)が宙に浮いた状態となり、車の車重に耐えきれなくなって1〜2年でパックリと構造クラックが入るケースが現場取材で極めて多く確認されています。
Q2:DIYでプレートコンパクターをレンタルする場合、軽自動車で運搬できますか?
A2:一般的な軽自動車(特にトランク開口部が狭いセダンタイプ)での運搬は推奨されません。機械重量が50〜70kgあるため、成人男性2名での積み込みが必要な上、燃料のガソリンやオイルが車内に漏れる火災リスクがあります。軽トラックの荷台に載せ、ラッシングベルト(荷締めベルト)でアオリに強固に固定して運ぶのが鉄則です。多くの建機レンタル店でも軽トラック以上の車両での引き取りを指定しています。
Q3:雨の日や大雨が降った直後に転圧作業を行っても大丈夫ですか?
A3:避けるべきです。土や砕石に水分が含まれすぎている「過湿状態」で転圧を行うと、土中の間隙水圧が上昇してドロドロの泥状になり、叩けば叩くほど地盤が波打って強度が低下する「トラフィカビリティの喪失」を引き起こします。地面を手で握って水が滲み出るような状態のときは作業を延期し、数日間晴天が続いて適度な湿り気になったタイミングを見計らって施工してください。