国境の島・対馬市がなぜ今熱い?最新観光とアクセス・移住の真相

国境の島・対馬市がなぜ今熱い?最新観光とアクセス・移住の真相とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

観光地として活況を見せる対馬市ですが、内情に目を向けると厳しい地域課題にも直面しています。長崎県対馬市の人口推移をたどると、1960年代には約7万人を数えた人口が、少子高齢化と若年層の島外流出に伴い、現在は3万人を下回る水準まで減少を続けています。産業の担い手不足や地域コミュニティの維持は、市政にとって最優先で解決すべき課題です。

こうした状況を打開すべく、対馬市役所では定住促進に向けた積極的な施策を打ち出しています。東京圏からのUIターン者を対象とした最大100万円を超える対馬市の移住支援金制度をはじめ、島内での起業支援、空き家バンクの拡充、子育て世代への各種助成など、手厚いバックアップ体制を構築しています。光ファイバー網の全島整備により高速インターネット環境が整っていることから、自然豊かな環境でリモートワークを行うITワーカーやクリエイターの移住先としても選ばれ始めています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。