名曲「セプテンバー」9月21日の謎と楽曲誕生に隠された真実
この名曲の制作プロセスには、音楽史に残る有名なエピソードが存在する。ソウルフルなバンドの主宰者であるモーリス・ホワイトと、新進気鋭のソングライターだったアリ・ウィリスとのタッグによって楽曲は作られた。制作の途中でアリ・ウィリスは、サビで繰り返される「Ba-de-ya(バーディヤ)」というフレーズに対して強い疑問を抱いたという。
「意味のある英語の歌詞に変えるべきではないか」と何度も詰め寄るアリ・ウィリスに対し、モーリス・ホワイトは首を縦に振らなかった。彼が返した言葉は「グルーヴの邪魔をする歌詞なんて書くな」という一言だった。意味よりも感情、言葉の解釈よりも身体が感じるリズム。この直感的なこだわりが、世界中の誰もが口ずさめる万能のフレーズ「Ba-de-ya」を生み出すこととなった。