ホシザキ北関東の再編戦略と親会社株価を動かす独自財務データ
ホシザキの歴史を振り返る上で、創業者である坂本精治が築き上げた「現場第一主義」と強烈なモノづくりへの執念は外せない。製品の圧倒的な品質と、顧客に寄り添う直販体制というDNAは、現在の全国販社網の隅々にまで浸透している。
そして現在、グループの舵を取る小林靖浩社長のもと、同社は歴史的な転換点を迎えている。かつて指摘されたグループガバナンスの課題を徹底的に洗い出し、内部統制の透明化とコンプライアンスの強化を断行。各地域販社に分散していたバックオフィス機能の集約や、グループ横断でのITインフラ刷新を強力に推し進めてきた。提出された有価証券報告書を精読すると、セグメント情報の透明性向上とともに、地域ごとの資産効率(ROIC)を重視したシビアな経営管理体制が構築されていることがはっきりと読み取れる。