赤ちゃんのサーモンパッチはいつ消える?原因・治療とウンナ母斑の違い
赤ちゃんの皮膚に見られる「赤あざ」には複数の種類が存在し、それぞれ経過も治療方針も大きく異なります。自己判断で誤認しやすい代表的な疾患との違いを整理しました。
特に混同されやすいのが、「サーモンパッチとウンナ母斑の違い」です。どちらも毛細血管の拡張による平らな赤あざですが、発生部位が明確に分かれます。顔面の中心部にできるものをサーモンパッチと呼ぶのに対し、後頭部からうなじ(首の後ろ)にかけて生じるものを「ウンナ母斑(コウノトリのくちばしの痕)」と呼びます。ウンナ母斑はサーモンパッチに比べて自然消退しにくく、成人後も約50%に残存しますが、頭髪に隠れる部位であるため医学的に治療を要することは稀です。
さらに注意が必要なのが、「乳児血管腫(いちご状血管腫)とサーモンパッチの違い」です。乳児血管腫は生後数日から数週間かけて出現し、数か月間で急激にイチゴのように赤く盛り上がる良性腫瘍です。放置すると皮膚のたるみや機能障害を引き起こすリスクがあるため、早期の内服薬治療やレーザー照射が検討されます。