ワイスピ ジェットブレイク 登場車を完全解剖!ドムの愛車からロケットカーまで全網羅
『ジェットブレイク』で最も物議を醸し、同時に語り草となったのが、ローマンとテズが搭乗して大気圏を突破した「ロケットエンジン搭載ポンティアック・フィエロ」です。
ネット上では「ついにワイスピが荒唐無稽なSFになってしまった」「全部CGのギャグシーンだろう」といった声も散見されます。しかし、このシーンの裏側にはシリーズが培ってきた徹底的なこだわりが存在します。
ベース車に選ばれたポンティアック・フィエロは、1980年代にゼネラルモーターズ(GM)が製造した小型ミッドシップスポーツカーです。当時から「故障が多い」「スペースフレームが特異」などカルト的な評価を受けていた大衆車であり、科学オタクのショーンやアールたちがガレージでスクラップ同然の車にジェットエンジンを括り付けたというストーリーテリングに完璧に合致していました。
製作陣は実際にフィエロのボディに巨大なロケットノズルとロールケージを溶接した劇中車を実機で製作。映画のメイキング映像でも確認できる通り、実車スタント用リグや大型ジンバルに車体を据え付けて激しいGを再現するなど、肉体派アクションとしてのリアリティを極限まで追求しています。