直接税と間接税の違いを徹底解剖!負担者が分かれる理由と2026年税制

今注目を集めている 直接税と間接税の違いを徹底解剖!負担者が分かれる理由と2026年税制について、多角的な視点をご紹介しています。

税金を整理する際は、「直接税か間接税か」という縦軸に加え、「納める先が国(国税)か自治体(地方税)か」という横軸を組み合わせると一気に構造がクリアになります。現在、日本の税制には約50種類もの税金が存在しますが、私たちの生活やビジネスに深く関わる代表的な税目は下表のようにマトリクス分類できます。

分類区分国税(国に納める)地方税(都道府県・市区町村に納める)特徴・主な役割直接税
(納税者=負担者)所得税、法人税、相続税、贈与税住民税(個人・法人)、固定資産税、自動車税、事業税所得や資産など個人の「担税力」に応じて課税。富の再分配機能を担う。間接税
(納税者≠負担者)消費税、酒税、たばこ税、揮発油税(ガソリン税)、印紙税地方消費税、入湯税、ゴルフ場利用税、宿泊税消費行動に対して広く薄く課税。景気変動に強く、安定した税収をもたらす。

学生や税務初心者からよく受ける質問に「中学生でも絶対に間違えない覚え方はあるか」というものがあります。最も明快な覚え方は、「税務署や役所から自分の名義で納付通知書が届くか、あるいは自分の確定申告で納めるものは直接税」「レジや券売機で代金と一緒に払い、お店がまとめて納めているものは間接税」という見分け方です。

固定資産税や自動車税は自治体から直接自分宛てに振込用紙が届くため直接税です。一方、給油所でガソリンを入れる際にリッターあたり約53.8円課されている揮発油税や、居酒屋でビールを飲む際に含まれる酒税は、すべて店舗が最終的に納めるため間接税となります。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。