旭川のティーンズ文化が放つ光|若者の自己表現と地域が創る新たな可能性
地方都市における若者文化は、しばしば「情報格差」や「娯楽の少なさ」という文脈で語られがちだ。しかし、旭川の現場で聞こえてくる声は異なる。SNSの普及によって情報の一極集中が解消された現代、旭川のティーンズは自らのローカルな環境を活かした独自のカルチャーを醸成している。
とりわけ注目されるのが、教育機関や地域団体と若者との垣根を越えた連携だ。旭川市内には多数の高校が存在し、近年では単位制や通信制高校に通う生徒も増加している。多様化する高校生の生活スタイルに寄り添い、学校の枠組みを超えた「学びと表現のプラットフォーム」を構築する動きが活発化している。