爆買い終焉?韓国へ急増する中国人客のリアルと日本への大波及

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この激変によって最も過酷な試練に直面しているのが免税小売産業だ。かつて中国人バイヤー(代工=ダイゴウ)の爆買いによって潤っていた大手免税店は、抜本的なビジネスモデルの転換を迫られている。

ロッテ免税店や新羅免税店といった巨頭は、従来のラグジュアリーブランド中心の売り場構成から、ドメスティックな新興K-Beautyやストリートファッションを取り込む売り場への大改修を急ピッチで進めている。かつてのような大量一括購入の手数料ビジネスは限界を迎えた。客単価の低下を客数の増加と高粗利な体験型コンテンツでいかに補うか。各社とも生き残りをかけた熾烈なフロア改革の真っ只中にある。

免税店関係者は声を潜めて明かす。「団体客向けの大量販売モデルは完全に終わった。いま求められているのは、SNSでバズっている韓国発のインディーズブランドをどれだけ早く店頭に誘致できるかだ」。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。