津軽海峡フェリーと青函フェリーの違いを徹底比較!料金・設備・乗り場の選び方

津軽海峡フェリーと青函フェリーの違いを徹底比較!料金・設備・乗り場の選び方の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

ネット上の口コミや旅行掲示板で散見される誤解について、現場目線で事実関係を整理しておきます。

誤解①:「青函フェリーは古い貨物船で一般客は乗りにくい?」
かつてはトラックドライバー中心の実用船という印象が強かった青函フェリーですが、現在は新造船の導入が進み、女性専用エリアや完全個室のステートルームも整備されています。船内は非常に衛生的で、一般の観光客やバイクツーリング層、バックパッカーでも何ら問題なく快適に利用できます。

誤解②:「海が荒れたときの揺れやすさはどちらも同じ?」
津軽海峡フェリーの主力船は約8,800トン、青函フェリーは約3,000トンと、船体の総トン数には約3倍の開きがあります。大型船である津軽海峡フェリーには横揺れを軽減する「フィンスタビライザー」が効果的に機能しやすく、冬場の荒れた津軽海峡や低気圧通過時における揺れの少なさ・安定感という点では、津軽海峡フェリーに分があります。船酔いが極度に心配な方は大型船を選ぶのが無難です。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

長年の航路取材と利用実態から導き出される、失敗しない選択基準は以下の通りです。

【津軽海峡フェリーが最適な人】
・家族旅行、カップル旅行、シニア旅で個室やラウンジを贅沢に使いたい人
・愛犬やペットと一緒に部屋で過ごしたい人
・小さな子ども連れでキッズルームや広々とした授乳室が必要な人
・公共交通機関(電車・路線バス)のみを使って徒歩乗船する人
・船酔いしやすく、少しでも大型の船で揺れを抑えたい人

【青函フェリーが最適な人】
・とにかくマイカー航送代や乗船運賃を最安値に抑えたい人
・ソロドライブ、バイクツーリング、一人旅でシンプルに仮眠が取れれば十分な人
・深夜便や早朝便を活用し、移動コストを浮かせて現地での観光・食事にお金を回したい人
・無駄な観光施設よりも、静かで落ち着いた実用的な船内空間を好む人

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。