【独自取材】築地再開発で治安が激変?警視庁築地署が明かす衝撃の裏側
街の変容に乗じ、臨海部へ拠点を移す知能犯罪グループの影も色濃い。タワーマンションの匿名性を悪用した特殊詐欺のアジトや、再開発マネーを狙う不透明な投資トラブルに対し、警視庁刑事部捜査第一課や組織犯罪対策部が鋭い視線を注いでいる。
高級ホテルやレンタルオフィスが点在する立地は、犯罪組織にとって資金洗浄や密議の格好の隠れ蓑になりやすい。現場で押収された電子機器の解析データからは、暗号資産を用いた巧妙な手口が次々と判明しているという。立件に向けては東京地方検察庁との綿密な連携が不可欠であり、公判維持を見据えた証拠収集のハードルは年々高くなっている。
暴力団排除条項の徹底はもちろん、再開発に関与する民間企業へのコンプライアンス指導を含め、水面下では目に見えない法執行の攻防が繰り広げられている。物理的なパトロールだけでは防げない現代型犯罪への対抗策が試されている。