楽天・三木谷会長の逆襲劇!モバイル黒字化と極秘Ai戦略の全貌
どれほどモバイル事業が揺れようとも、グループの屋台骨は揺るがなかった。電子商取引のパイオニアである楽天市場と、楽天カードや楽天銀行、楽天証券を中核とするフィンテック部門の強靭さだ。ポイントプログラムを接着剤にしたこの巨大経済圏は、年間流通総額において圧倒的な存在感を誇り続けている。
通信契約者は楽天市場での購買頻度が高まり、金融サービスのクロスユースへと流れる。この循環が一人あたりの売上(LTV)を最大化する。他社が巨額の広告費を投じて顧客を獲得する中、楽天は自前のエコシステム内で完結させる。不況下でもキャッシュを生み続けるこの永久機関こそ、攻めの投資を支える強固な防壁となっている。