巨大な風車と核燃料サイクルの交差点――2026年、日本のエネルギー安全保障の命運を握る「六ヶ所村」の真実
避けて通れない最大の難題が、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の行方だ。現在、村内の貯蔵管理センターには国内外で再処理された廃棄物が整然と保管されている。法的な取り決め上、ここはあくまで「一時保管場所」であり、最終処分地ではない。
しかし、全国各地での最終処分場選定プロセスが難航を極めるなか、なし崩し的に永久保管場所へと化してしまうのではないかという懸念は根強い。国が掲げる約束の重みと、進まない処分場選定のギャップが、下北の地に重くのしかかっている。