プロ直伝ソフト巾木の貼り方|失敗ゼロの出隅入隅加工と接着術
Q1:両面テープだけで貼ると後から剥がれてきますか?
A1:直線部で下地が平滑であれば数年間は問題なく保持されます。しかし、油分や埃が残っていたり、出隅の角部分で強い反発力がかかると、数ヶ月で端から浮いてくるリスクが高まります。長期間の耐久性を求める居室には専用水性ボンドの使用を強く推奨します。
Q2:巾木の下についている「ヒレ(R形状)」は何のためにあるのですか?
A2:巾木下部のカーブしたヒレ状の部分は「R巾木」と呼ばれ、床材(クッションフロアやフローリング)と壁の境目にある隙間を隠し、埃の侵入を防ぐ役割を持っています。施工時はこのヒレが床に適度に密着するよう、軽く下向きにテンションをかけながら圧着します。
Q3:冬場の施工で巾木が硬くて曲がらないときはどうすればいいですか?
A3:塩化ビニルは低温下で硬化する性質があります。部屋を暖房で20℃前後に暖めておくか、施工直前にドライヤーの温風を巾木全体(特に角部分)に当てて柔らかくしてから作業すると、作業性が劇的に向上し割れや浮きを防ぐことができます。
Q4:糊が巾木の表面や壁紙にはみ出してしまった場合の対処法は?
A4:水性アクリルボンドであれば、乾燥前なら水を含ませて固く絞ったきれいなウエス(雑巾)で簡単に拭き取れます。乾燥してしまうと取れにくくなるため、貼り付け作業と並行して常に濡れタオルを手元に用意し、はみ出しを見つけ次第すぐに拭き取ることが鉄則です。