セブンスムージー未撹拌で持ち帰ったら?店での再撹拌や救済裏ワザ
そもそも、なぜこれほどまでに未撹拌持ち帰りのトラブルが話題になるのか。それは、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの代表取締役社長である井阪隆一氏のもと、グループが推し進める「セブンカフェ」ブランドの体験価値向上戦略と深く結びついている。
従来のコンビニドリンクは「出来上がった缶やペットボトルを買う」か「ボタンを押して抽出された液体を受け取る」形式が主流だった。しかし、セブンスムージーは「店内にある大型の専用マシンにカップをセットし、ブレンド映像を眺めながら待つ」というエンターテインメント要素を融合させている。コンビニエンスストア業界全体が単なる物販から「体験価値の提供」へシフトする中で生まれたこの革新性が、結果として「機械を通し忘れて持ち帰る」という新しいタイプの失敗を生み出す背景となっている。