半導体に潜むレアアース危機!中国規制の真相と日本の反撃

半導体に潜むレアアース危機!中国規制の真相と日本の反撃にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

日本が資源リスクに直面したのは今回が初めてではありません。2010年に発生した尖閣諸島沖での衝突事件後、中国がレアアースの対日輸出を事実上停止した際、日本の製造業は大混乱に陥りました。しかし、この苦い教訓が現在の強固な防衛策を生み出す原動力となっています。

日本企業は官民を挙げて調達先の多角化を推進してきました。総合商社を筆頭にオーストラリアの資源大手ライナス(Lynas Rare Earths)への出資・長期引き取り契約を締結したほか、ベトナムやインドなど第三国からの調達ルート開拓を着実に進めています。

さらに日本政府は経済安全保障推進法に基づき、特定重要物資にレアアースや半導体材料を指定。国内備蓄の積み増し、製錬設備の国内回帰支援、サプライチェーンの強靭化に向けた大規模な財政支援を打ち出し、有事の際にも生産を維持できる体制構築を急ピッチで進めています。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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