2026年、進化する「3世代旅行」の現在地——「気遣い」から「体験の共有」へ、アクティブシニアが変える家族旅の新しいカタチ
現在のシニア層は、従来の「費用を全額負担して孫の喜ぶ顔を遠くから眺める」という消極的なスタンスから脱却しつつある。健康寿命が延び、デジタルツールを自在に使いこなす現在のシニア世代は、自らも旅のアクティビティに積極的に参加することを望んでいる。
最近のトレンドとして注目を集めているのが、地域文化に触れるワークショップや、環境に配慮したネイチャーツアーへの参加だ。単なる名所巡りではなく、孫と一緒に陶芸を体験したり、ガイド付きの星空観察ツアーに参加したりと、世代を超えて「同じ感動を共有する」プログラムの需要が急増している。旅費の負担についても、シニア層が宿泊費の大部分を分担する一方で、子世代が現地でのレンタカー代やアクティビティ費を受け持つなど、柔軟かつ対等なコストシェアリングが定着しつつある。