二重整形は埋没と切開どっちがいい?後悔しない選択基準とリスクを比較
二重整形において、埋没法と切開法の根本的な相違点は「組織の固定方法」と「組織を切除できるかどうか」にあります。二重埋没法と切開法の違いを正しく把握しないままカウンセリングに臨むと、不要なオプションを追加されたり、適さない術式を選択してしまう原因になります。
埋没法は、医療用の極細糸(主にポリプロピレン製など)を用いて、まぶたの裏側にある瞼板(けんばん)または上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)と皮膚を連結させ、目を開けたときに皮膚が折り込まれる仕組みを作ります。メスを入れないため組織への侵襲が極めて小さく、万が一仕上がりが気に入らなければ糸を抜去して元の状態に近づけられる「可逆性」が最大のメリットです。
対する切開法は、希望する二重ラインに沿って皮膚を切開し、余分な眼窩脂肪(がんかしぼう)や眼輪筋を適量切除した上で、腱膜と皮下組織を縫合して癒着を形成します。組織同士を直接癒着させるため、糸が切れたり外れたりする心配がなく、半永久的な二重ラインを維持できます。しかし、一度切除した皮膚や筋肉は元に戻せないため、デザインの変更は極めて困難を極めます。
臨床現場で用いられる二重整形どっちが向いてる診断基準を整理すると、以下の明確な分岐点が存在します。
まず埋没法が第一選択となるのは、以下のようなケースです。
- まぶたの皮膚が薄く、脂肪の厚みが少ない人
- 過去に二重整形の経験がなく、まずはシミュレーション感覚で試したい人
- 学校や仕事の都合上、術後の休みを3〜5日程度しか確保できない人
- 将来的にデザインの微調整や変更を行う余地を残しておきたい人
一方で、切開法を前向きに検討すべきなのは次のような条件に当てはまる人です。
- まぶたが厚い人の二重整形において、アイテープでも全くクセがつかないほど皮膚や皮下脂肪が発達している人
- 加齢や長年のアイプチ使用により、まぶたの皮膚が伸びてたるんでいる人
- 埋没法を過去に2〜3回受けており、いずれもラインが薄くなったり取れてしまった人
- 2週間以上のダウンタイムを確保でき、半永久的な持続性を何よりも最優先したい人