幻冬舎はなぜ「クズ」と炎上?見城徹・箕輪騒動の真相と現在
幻冬舎のブランドイメージを根底から揺るがした最大の事件が、2019年に発生した見城徹社長による実売部数暴露トラブルです。作家の津原泰水氏が百田尚樹氏の『日本国紀』を巡る自著の文庫化中止トラブルを告発した際、見城氏は自身のTwitter(現X)で感情を爆発させ、津原氏の過去作の実売部数を公に晒して「初版5000部、実売は1000部にも満たなかった」と攻撃しました。
出版界において、作家の実売データは極秘中の極秘情報であり、版元が作家を貶める目的で外部に公開するなど言語道断の背信行為です。この暴挙に対し、角田光代氏をはじめとする幻冬舎ゆかりの人気作家陣が次々と「幻冬舎ではもう書かない」と絶縁・執筆拒否を表明する前代未聞の事態に発展。見城氏は後に謝罪とアカウント閉鎖に追い込まれましたが、「作家を道具としか見ていない」という決定的な不信感を業界内外に刻みつけました。