お腹の張りは弛緩性便秘が原因?腸を動かす決定的な治し方と食事術

お腹の張りは弛緩性便秘が原因?腸を動かす決定的な治し方と食事術について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

弛緩性便秘の食事療法における基本戦略は、「便のカサを増やして腸壁を適度に刺激し、腸蠕動運動の促進を図ること」です。ここで主役となるのが不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は水分を抱え込んで大きく膨らみ、大腸を内側から物理的に刺激して蠕動運動を呼び覚まします。痙攣性便秘では刺激が強すぎて腹痛を悪化させることがありますが、弛緩性便秘には頼もしい味方となります。

・不溶性食物繊維を多く含む食材:玄米、雑穀米、ごぼう、大豆・おから、きのこ類、根菜類
・水溶性食物繊維を多く含む食材:海藻類(わかめ、ひじき)、オクラ、山芋、もち麦

ただし、水分を摂らずに不溶性食物繊維ばかりを過剰摂取すると、便が硬く巨大化して詰まりの原因になります。水溶性食物繊維とのバランスを意識しつつ、1日1.5〜2リットルのこまめな水分補給を徹底してください。

また、隠れた重要要素が「良質な植物性油脂」です。特にオリーブオイルに含まれるオレイン酸は小腸で吸収されにくく、大腸まで届いて便の滑りを良くする潤滑油の働きを果たします。朝食のスープや納豆にスプーン1杯のエキストラバージンオリーブオイルを垂らす習慣は、腸の滑らかな動きを力強くサポートします。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。