円の方程式で差がつく!共通テストを突破する最短解法と図形の本質
近年、文部科学省が推し進める学習指導要領の改訂に伴い、大学入試センターが実施する大学入学共通テストでは、単なる計算処理能力にとどまらない「数学的な探究プロセス」が色濃く問われるようになった。数学IIの「図形と方程式」分野においても、その傾向は顕著だ。
日常の事象を図形モデルに落とし込み、立式して考察させる長文形式の問題が増加している。文字定数を含んだ円群の挙動を追跡させたり、円と直線が交わる条件を幾何学と代数学の双方から複眼的にアプローチさせたりする問題が頻出だ。計算用紙を数式で埋め尽くすだけの受験生は、問題文の誘導に追いつけず時間を失う。誘導の意図を見抜き、瞬時に図形的本質へと還元する眼筋が試されている。