深夜の守護神マルタイの正体!線路を直す驚きの仕組みと値段を徹底解剖

深夜の守護神マルタイの正体!線路を直す驚きの仕組みと値段を徹底解剖の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

線路は鉄のレールと枕木、そしてその下に敷き詰められた砕石(バラスト)によって構成されています。毎日何百トン、何千トンもの列車が高速で繰り返し通過すると、その巨大な圧力と振動によって砕石が少しずつ崩れ、レールに沈下や微細な曲がりが生じます。これを鉄道用語で「軌道狂い」と呼びます。軌道狂いを放置すれば、乗り心地が悪化するだけでなく、最悪の場合は脱線事故につながる危険性を孕んでいます。

このレールとバラストの歪みを一挙に修繕するのがマルチプルタイタンパーの役目です。その作業工程は極めて精密かつ豪快です。

まず、車体に搭載されたレーザー測定器やセンサーがレールの高低差や歪みを瞬時にスキャンします。次に、レールを左右から専用クランプでガッチリと挟み込み、本来あるべき正しい位置へとミリ単位でミリ秒単位の微調整を行いながら持ち上げます(レベリングおよびライニング)。

レールを持ち上げて浮いた枕木の下の隙間へ、マルタイの象徴ともいえる金属製の爪(タンピングツール)を突き刺します。この爪を高周波で激しく振動させながら砕石を左右からギュッと挟み込んで締め固める(バラストの突き固め)ことで、枕木の下に強固な土台を再構築します。人間が手作業で行えば数十人がかりで一晩かかる重労働を、マルタイはわずか数秒サイクルで連続して行い、1時間に数百メートルもの線路を完璧な状態へと蘇らせます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。