春日アヴランシュゲネー徹底解剖!名作ギモーヴとケーキの真価

春日アヴランシュゲネー徹底解剖!名作ギモーヴとケーキの真価にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

「パティスリー アヴランシュ・ゲネー」を語る上で欠かせないのが、オーナーパティシエ・上霜考二シェフの類まれな経歴と味覚センスです。辻調グループフランス校を卒業後、ノルマンディー地方のアヴランシュにある名店「ル・ゲネー(Le Guesnay)」で修業。帰国後は国内の有名ホテルや名店でシェフパティシエを歴任し、自身のルーツとなった街と恩師の名を冠して文京区・春日に同店を開業しました。

上霜シェフの手がけるガトー最大の特徴は、「香りと酸味の立体的な構成」にあります。単に甘さを重ねるのではなく、スパイス、ハーブ、柑橘の酸味、洋酒の余韻を巧みに組み合わせ、最後の一口まで驚きが続くよう計算し尽くされています。

数あるラインナップの中で、初訪問時にまず押さえるべき絶対的スペシャリテが以下の3品です。

1. ギモーヴ(Guimauve)
アヴランシュ・ゲネーの代名詞とも言えるフルーツのマシュマロ。一般的なマシュマロのイメージを根本から覆す、驚くほどジューシーでみずみずしい口溶けが特徴です。フランボワーズ、パッションフルーツ、カシスなど、素材本来の鮮烈な酸味とアロマが一口で口いっぱいに広がります。

2. モンドール(Mont d'Or)
フランス産の青カビチーズ「フルム・ダンベール」を大胆に使用した独創的プティガトー。濃厚なチーズの塩気と独特のコクに、マスカルポーネや柑橘の爽やかさ、底面のサクサクとした生地が調和し、ワインやウイスキーのアテとしても成立する大人の名作です。

3. ルナール(Renard)
「キツネ」の名を冠した美しい飴色のケーキ。香ばしいヘーゼルナッツのプラリネムースの中に、甘酸っぱいオレンジのジュレと濃厚なショコラが隠されており、ナッツの深いコクと柑橘のコントラストが絶妙なバランスを保っています。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。