宮崎勤事件の全貌と生い立ちの闇|精神鑑定・裁判判決から読み解く真相
裁判は精神鑑定の難航や証拠調べの複雑さから長期化しました。起訴から判決確定、そして刑の執行に至るまでの司法手続きは厳格に進められました。
1997年3月、東京地方裁判所は「4人の幼い命を奪った結果は極めて重大であり、犯行態様も残虐極まりない」として、求刑通り死刑判決を言い渡しました。弁護側は心神喪失または心神耗弱を主張して控訴・上告を重ねましたが、2001年6月の東京高等裁判所、2006年1月の最高裁判所ともに上告を棄却し、死刑判決が正式に確定しました。
そして判決確定から約2年5カ月後の2008年6月17日、東京拘置所において宮崎勤の死刑が執行されました(享年45)。法務大臣の執行命令によるものであり、事件発生から約20年の歳月を経て司法手続き上の幕引きを迎えました。