「火中の栗を拾う」の誤用が7割超?本当の意味と語源・寓話の真相

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言葉の成り立ちを踏まえると、ビジネスシーンでの使い所は明確です。自分の前向きな決意表明として使うのは完全なNGパターンとなります。

【NGな使い方(誤用)】
❌「新規事業のリーダーとして、自ら火中の栗を拾う覚悟で成果を出します」
❌「誰もやりたがらない難関資格の取得に向けて、火中の栗を拾う気持ちで挑む」
※自分自身の夢や目標、キャリアアップのためにリスクを取る場面では使えません。

【OKな使い方(本来の用法)】
⭕「ライバル社の尻拭いをするような案件を引き受けるのは、まさに火中の栗を拾う行為だ」
⭕「同僚の甘い言葉に乗せられてトラブル対応を代行したが、手柄を奪われて火中の栗を拾わされたと気づいた」
⭕「あの役職は責任だけ重く権限がない。火中の栗を拾うような真似は避けるべきだ」

このように、「他人の尻拭い」「理不尽な貧乏くじ」を引き受ける場面の描写として用いるのが正解です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。