恐怖の大王の正体とは?1999年予言の真相と2026年最新の解釈
日本におけるノストラダムス現象の起点となったのは、1973年11月に祥伝社から刊行された五島勉氏のルポルタージュ『ノストラダムスの大予言』でした。折しも第4次中東戦争に伴うオイルショック、高度経済成長のひずみとして噴出した光化学スモッグなどの公害問題、そして東西冷戦の核戦争危機が重なり、社会全体に漠然とした閉塞感が漂っていた時代です。
五島氏の筆致は極めてドラマチックであり、詩篇に登場する抽象的な比喩を「超音速兵器」「核ミサイル」「環境破壊によるオゾン層破壊」といった当時の最新トピックと巧みに結びつけました。その結果、単行本は250万部を超える大ベストセラーを記録。テレビの特番や学問誌、漫画などあらゆるメディアが追随し、日本独自のオカルトブームが社会現象として定着していきました。