愛猫の8歳は人間なら何歳?アラフィフ突入で見逃せない老化の真実
8歳を迎えた愛猫と暮らす飼い主から最も多く寄せられる相談が、「寝てばかりいる時間が増えた」という声です。成猫の平均睡眠時間は1日12〜14時間程度ですが、8歳を超えると1日16〜18時間以上を睡眠や微睡みに費やすようになります。
この行動変化は、基礎代謝の低下や筋力の衰えに伴い、エネルギーを効率的に温存しようとする生理現象です。ただし、単なる老化現象と片付けるのは危険です。関節炎による痛みで動くのを億劫がっていたり、内臓の不調による倦怠感が隠れていたりするケースも少なくありません。
日常の中で見落としがちな猫の老化サインと行動変化には、以下のような特徴が現れます。
- キャットタワーやソファなど、高い場所へ登る際に助走をつけたり躊躇したりする
- 毛づくろいの頻度が減り、背中や腰回りの被毛に毛玉やパサつきが目立つ
- 名前を呼んだときの反応が鈍くなる、あるいは夜間に大きな声で鳴く
- 爪とぎの回数が減り、爪が太く巻き爪になりやすくなる
昨日まで当たり前にできていた動作にわずかな「間」が生じることこそ、体が発している大切なシグナルです。