体外受精のフライング検査はいつから?Bt別の反応と後悔しない注意点
「BT7やBT8のフライングで真っ白(完全な陰性)だったが、クリニックの判定日で陽性になる逆転はあるのか」という疑問は後を絶ちません。この点に関する臨床的な現実はシビアですが、ゼロではありません。
尿中hCGと血清中hCG(クリニックの血液検査)では検出感度に決定的な差があります。クリニックで行われる血液検査は、血中hCGが0.1〜1mIU/mL単位の微量であっても数値を測定できます。市販の検査薬が陰性を示す尿中濃度であっても、採血結果では「血中hCG 15mIU/mL」といった低値陽性が確認されるケースは日常的に見られます。
ただし、BT8〜BT9以降の時点で感度の高い市販検査薬に一切の反応が見られない場合、血中hCG値も低水準にとどまっている可能性が高く、その後の継続率(胎嚢確認や心拍確認に至る確率)については医師による慎重な経過観察が必要となります。完全な陰性から急激に跳ね上がる事例は極めて稀ですが、尿の極端な薄まりによる見かけ上の陰性もあり得るため、判定日の採血結果が出るまでは最終的な結論を出さない姿勢が求められます。