ウォンバットをペットにする値段と費用感!飼育の現実と法律規制
国際的な生物取引の観点からも重い規制がかかっている。ウォンバット科のなかでも、日本で親しまれているヒメウォンバットを含む全種が、ワシントン条約(CITES)の絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約の付属書によって厳重な保護対象に指定されている。特に希少なキタトビウサギウォンバットなどは絶滅危惧種として極めて厳格な管理下にある。
仮に第三国を経由した取引を模索しようとしても、ワシントン条約(CITES)に基づく輸出国・輸入国双方の政府許可証の発行はまず降りない。エキゾチックペットとして輸入を謳うような業者が存在した場合、それは100%違法な密輸行為に関与しているか、詐欺的スキームであると疑うべきだ。国際法体系そのものが、有袋類の私的取引を遮断している。