高カカオチョコレートの効果、本当に凄い?太らない正しい食べ方を徹底解説

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カカオ含有率が70%を超えるビターチョコレートは、一般的なミルクチョコレートとは成分構成が根底から異なります。最大の強みは、植物性抗酸化物質の代表格であるカカオポリフェノールが極めて豊富に含まれている点です。

国内の大規模実証試験として名高い愛知県蒲郡市・愛知学院大学・株式会社明治による産学官共同研究「蒲郡スタディ」をはじめ、世界各国の臨床データにおいて、高カカオチョコレート血圧低下への寄与は広く立証されています。血管壁に炎症が生じると血管が収縮して血圧が上がりますが、カカオポリフェノールが吸収されると血管内皮の炎症が鎮まり、一酸化窒素(NO)の産生が促されて血管がしなやかに拡張します。実証データでは、特に高血圧傾向にあった被験者の最高血圧・最低血圧ともに有意な低下が確認されました。

さらに注目すべきは、脳と内臓へのポジティブなアプローチです。カカオポリフェノールの一種であるエピカテキンなどのカカオフラバノールは認知機能との関連が深く、脳の神経細胞の成長を促すタンパク質「BDNF(脳由来神経栄養因子)」を増やす働きが報告されています。記憶力や判断力の維持を意識するミドルシニア層にとって、日常的に取り入れやすいブレインフードと言えます。

加えて、肝臓疾患予防の観点からも高カカオチョコレート肝機能数値改善に関する研究が進展しています。非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)のモデル研究において、カカオの強力な抗酸化作用が肝臓の酸化ストレスを軽減し、血中のALTやASTといった肝酵素数値を好転させるメカニズムが示唆されています。血流促進による高カカオチョコレート美肌アンチエイジング効果(紫外線による赤みの抑制や肌の弾力向上)も含め、全身の毛細血管と細胞のサビを防ぐ多面的なベネフィットが明らかになっています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。