痒くないのに赤い斑点?かゆみのない発疹の写真と隠れた重篤疾患
近年、急激な感染拡大が報道され続けている梅毒。第2期梅毒に現れる「バラ疹」は、無痒性発疹の代表例だ。手のひらや足の裏、あるいは体幹部に淡い紅斑が多発するが、患者本人が痒みを訴えることはほとんどない。
「かゆみがないから単なる手荒れや汗もだと思っていた」と語る患者は多く、受診の遅れが第三者への感染拡大につながるケースが後を絶たない。手のひらや足底に生じる痒みのない円形紅斑は、臨床上、真っ先に梅毒を疑うべき強力なサインである。