政治改革の嵐で消える「裏金」の温床?2026年夏、永田町を揺るがす「氷代」廃止の衝撃波
昭和の時代から脈々と受け継がれてきた政治慣行がある。それが、夏に配られる「氷代」と、年末に配られる「餅代」だ。これらは派閥のボスが子分たちの忠誠を繋ぎ止めるため、あるいは選挙区での活動費として配る事実上のボーナスだった。数百万から数千万円という大金が、封筒に入れられて手渡される光景は、一般市民の感覚からはかけ離れている。
だが、これが長年、日本の政党政治を動かす潤滑油となっていたことは否定できない。領収書が不要な「政策活動費」などの名目で処理され、その使途が追及されることはほとんどなかった。表向きは「暑さ対策の氷を買うため」という大義名分だが、実態は選挙区での買収や飲食費に消えていたというのが公然の秘密だ。