鍋の焦げ付きは重曹で擦らず落ちる!アルミNgの理由と最新リセット術
万能に見える重曹ですが、どんな調理器具にでも使えるわけではありません。特に注意が必要なのが「アルミニウム製の鍋」と「フッ素樹脂(テフロン)加工の鍋」です。
アルミ鍋に重曹を使ってしまうと、鍋肌が酸化して一瞬で黒ずんでしまいます。このアルミ鍋が黒ずむ理由は、アルミニウムがアルカリ性に極めて弱い金属だからです。アルカリ性の重曹水によって表面の保護被膜(アルマイト層)が破壊され、露出したアルミニウムが水酸化アルミニウムとなって水中のミネラル成分などと化学反応を起こし、元に戻らない黒色変化(黒変)を引き起こしてしまいます。
また、テフロン加工などのフッ素樹脂加工鍋においても重曹の煮沸は推奨されません。テフロン加工の鍋に重曹がNGとされる理由は、アルカリ成分と熱によってコーティングの接着層が劣化し、表面のフッ素樹脂膜が剥がれやすくなるためです。さらに、溶け残った重曹の結晶が研磨剤の役割を果たしてしまい、微細な傷をつけて寿命を縮める原因にもなります。フッ素樹脂加工鍋の焦げには、中性洗剤を入れたぬるま湯での浸け置き洗いを徹底してください。