大友克洋『童夢』アニメ化噂の真相!Akiraへと続く伝説の全貌
『童夢』の鬼気迫る世界観に魅了されたのは、日本のクリエイターだけではない。ハリウッドの異才デヴィッド・リンチをはじめ、海外の巨匠たちがこぞってこの作品の映画化権に興味を示したという逸話は有名だ。
日常の風景が一瞬にして狂気へと変貌するサスペンス。無邪気な子供と孤独な老人が繰り広げる、容赦のない能力の応酬。この独特なサイキック・ホラーの空気感は、当時の海外映画人にとっても極めて刺激的だった。だが、大友が描く繊細かつ重厚な背景と、コマとコマの間に漂う圧倒的な緊張感を完璧に実写へ落とし込むことは至難の業であり、企画は暗礁に乗り上げ続けた。