『北斗の拳』千葉繁の次回予告伝説!酸欠アフレコと演じたキャラの真相
画面越しにも伝わる凄まじい熱量は、文字通り「命を削る演技」そのものでした。次回予告は本編の収録がすべて終わった後、最後に千葉繁が一人マイクの前に立って行われるのが通例でしたが、その過酷さは共演者たちをも震撼させていました。
数十秒の予告尺の間、息継ぎの暇すらなく極限のハイトーンで叫び続けるため、収録が終わった瞬間に極度の酸欠状態に陥ることもしばしばありました。千葉繁本人の回想によると、絶叫し終えた直後に頭の血管が切れそうになり、目の前が真っ白になってそのままスタジオの床へ倒れ込んだ経験が複数回あったといいます。
ケンシロウ役の神谷明をはじめとするレギュラー陣は、千葉繁のあまりの壮絶さに息を呑み、収録ブースの外から祈るように見守っていました。スタジオには万が一の事態に備えて酸素吸入器や気付け用のアイテムが用意され、まさに戦場のような緊張感の中で数々の伝説的なテイクが生み出されていきました。