名古屋メンマラーメンの頂点!好来系と好陽軒の極太の山を徹底解剖
名古屋市昭和区・桜山エリアに店を構える「好陽軒」は、好来系の系譜の中でも特に極太メンマのボリュームとクオリティで全国にその名を轟かせるレジェンド店です。暖簾をくぐると、店主夫妻による「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます!」という息の合った温かな掛け声が響き渡り、食べる前から心地よい活気に包まれます。
好陽軒で圧倒的な注文率を誇るのが、メンマ特盛りの「竹」と、肉とメンマが両方極盛りの「寿」です。着丼した瞬間に視界に飛び込んでくるのは、麺もスープも見えないほど放射状に美しく敷き詰められた極太メンマの山。1杯に使用されるメンマの本数は実に数十本、重量にしておよそ250g〜300g前後にも達します。
一般的なラーメン店のメンマとは異なり、好陽軒のメンマは角材のように太いにもかかわらず、筋張った硬さが一切ありません。厳選された乾燥メンマを真水で数日かけて戻し、何度も水を替えながら塩抜きを行い、秘伝の薄味ダシでじっくりと煮含める工程には約1週間近い時間を費やしています。噛みしめると「サクッ、シャキッ」と小気味よい音が響き、中から上品なダシがじゅわっと溢れ出す仕上がりは、まさに職人技の結晶です。
底に沈んだ自家製の中太ストレート麺は、もっちりとした弾力があり、まろやかで優しい薬膳スープをしっかりと持ち上げます。極太メンマの圧倒的な量感がありながら、油分や塩分が絶妙にコントロールされているため、最後の一滴まで胃もたれすることなく完食できる点が多くの常連客を惹きつけて離さない理由です。