キャリアカーは何台積める?知られざる仕組みと免許・年収の裏側

キャリアカーは何台積める?知られざる仕組みと免許・年収の裏側に関するポイントを丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

限られた全長・全高の中で複数台の車両を安全に運ぶため、キャリアカーには緻密なメカニズムが凝縮されています。その心臓部といえるのが、多系統の油圧シリンダーによって制御される可動式デッキです。

複雑なキャリアカーの仕組みの根幹は、2階部分(上段フロア)が単に上下するだけでなく、前後の角度を独立して傾斜(チルト)させられる点にあります。上段の床を斜めに傾けてクルマのノーズ(フロント部分)を滑り込ませることで、前後のクルマが上下に重なり合う「オーバーラップ積載」を実現。これにより、全長数十センチのデッドスペースを削ぎ落とし、法定寸法内に収めることを可能にしています。

運搬中の脱落を防ぐ機構にも独自の工夫が施されています。車体を固定する際は、サスペンションに負担をかけてアライメントを狂わせないよう、タイヤ自体を専用のホイールストッパーと高強度ラッシングベルトで直接ロックする手法が主流です。下段後部には故障車や自走不能車を引き上げるための電動ウインチや、牽引用のアンダーリフトを備えた多機能モデルも多く、高度な油圧機器の塊として設計されています。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。