日本の活断層マップ2026|足元に潜む大地震の危険度と最新確率
政府の地震調査委員会は、全国に存在する活断層の中でも規模が大きく社会的な影響が大きいものを「主要活断層帯」として指定し、定期的に評価を見直しています。最新の知見を反映した全国地震動予測地図では、各断層帯が今後30年以内に地震を引き起こす確率に基づき、以下のような4段階のランク付けが行われています。
評価基準の中で最も警戒が必要なのが、発生確率が3%以上の「Sランク(我が国の主要活断層の中では確率が高い)」です。数字だけを見ると「3%」は低く感じられるかもしれませんが、数千年〜数万年に1回しか動かない活断層において「30年で3%以上」という数値は、いつ地震が起きても不思議ではない極めて切迫した水準を意味します。
公表されている主要活断層帯の一覧から、特に切迫度が高いとされる代表的なエリアは以下の通りです。
・糸魚川―静岡構造線断層帯(長野県中南部区間など:Sランク)
・三浦半島断層群(神奈川県:主部断層帯でSランク)
・生駒断層帯(大阪府・奈良県:Sランク)
・警固断層帯(福岡県:南東部区間でSランク)
・森本・富樫断層帯(石川県:Sランク)
これらの断層帯は人口密集地や主要都市の直下に位置しているケースが多く、活断層の危険度ランキング上位として厳重な監視と防災体制の構築が継続して求められています。