政財界を操る麻生家の知られざる権力構造!吉田茂から皇室への系譜
政治的な権能だけでなく、莫大な実業的基盤を併せ持つことこそ、麻生家を他の政治家一族から孤立した高みに押し上げている理由である。その中核をなすのが、福岡県飯塚市を発祥とする麻生グループだ。
筑豊の炭鉱経営から始まった事業は、時代の波とともに構造転換を重ねてきた。かつてグループの屋台骨を支えた麻生セメントをはじめ、現在では医療、教育、IT、不動産、環境事業に至るまで100社を超える企業群を擁する複合企業体へと成長を遂げている。グループ全体の年商は数千億円規模に達し、その総資産と地域雇用の創出能力は九州経済の文字通りの大柱だ。政治・経済が密接に絡み合う日本独特の権力構造において、この圧倒的な資金力は永田町における発言力を強固に支え続ける無尽蔵のエンジンに他ならない。