ビック富士が仕掛ける価格革命!静岡を沸かせる最強スーパーの裏側
スーパーの運営母体である株式会社ビッグ富士の強みは、その生い立ちにある。もともと食肉卸業として創業した経緯があり、肉の目利きと大量一括仕入れのノウハウは他の追随を許さない。「エブリィビッグデー」といった看板店舗を軸に、一頭買いや大型ブロック肉での仕入れを敢行することで、中間マージンを極限まで削ぎ落としている。
経営の舵を取る坂本昭をはじめとする経営陣が愚直なまでに追求してきたのは、「良いものを一円でも安く届ける」という極めてシンプルな哲学だ。売り場に並ぶジャンボパックの精肉は、単なる量売りではなく、家庭での保存や使いやすさまで計算し尽くされた独自の規格。卸売業のDNAが脈々と息づく独自の仕入れ経路こそが、価格破壊の源泉にほかならない。