100万円投資の最適解|新Nisa放置と高配当株の利回りを徹底比較

100万円投資の最適解|新Nisa放置と高配当株の利回りを徹底比較にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

ネット上の情報では「新NISAは買ったら20年間完全放置でOK」「高配当株を持っていれば不労所得生活」といった耳当たりの良いフレーズが溢れています。しかし、ここには初心者が陥りがちな決定的な盲点が存在します。

第一の誤解は、「放置=口座のパスワードすら忘れる無関心」と混同してしまう点です。インデックス運用の本質は市場に居続けることですが、生活環境の変化(結婚、住宅購入、予期せぬ退職)によって現金の必要額は変わります。年1回程度は「目標とする資産配分(アセットアロケーション)からズレていないか」を確認し、資産規模に応じた調整を行う意識が必要です。

第二の誤解は、高配当株投資における「利回り至上主義」の罠です。利回り5%や6%を超える銘柄の中には、業績悪化によって株価が急落した結果、見かけの利回りが跳ね上がっている「タコ足配当銘柄」や「業績低迷株」が紛れ込んでいます。こうした企業は業績悪化に耐えかねて減配(配当金を減らすこと)を発表し、株価と配当の両方を失うダブルパンチに見舞われるリスクを孕んでいます。

配当狙いであれば、単一の企業に集中投資することは絶対に避け、最低でも30銘柄以上に分散された高配当株ETF(上場投資信託)を選ぶか、連続増配の実績を持つ財務健全企業に絞り込む姿勢が欠かせません。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。