二人イラストのバランスが崩れる原因は?プロ直伝の神構図テクニック

二人イラストのバランスが崩れる原因は?プロ直伝の神構図テクニックの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

二人イラストを描く際にバランスが崩れてしまう決定的な要因は、「2人を別々の独立した存在として順番に描いてしまうこと」にあります。1人目を完成させてから隣にもう1人を描き足そうとすると、頭の大きさ、目の高さ(アイレベル)、パース(遠近感)、光源の位置に無意識のズレが生じ、どうしてもコラージュのように不自然な浮き感が出てしまいます。

この失敗を根本から防ぐ二人イラストの簡単な描き方の基本は、最初から「2人でひとつの箱(バウンディングボックス)に入る」イメージでラフを作ることです。まずはキャンバス全体のアイレベル(地平線・水平線)を1本引き、地面に2人が立つ接地ポイントを決めます。その上で、男女二人のイラストのアタリを取る際は、個々の骨格を細かく描く前に、2人の胴体と頭部を合わせた「全体のシルエット(大きな塊)」をざっくりと捉えるのがプロの常套手段です。

アタリの段階で2人の中心軸(重心)がどこにあるかを確認し、寄り添うならどちらに体重が預けられているのかを矢印で書き込んでおくと、ポーズ全体に無理のないリアリティが宿ります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。