「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」の真意とは?由来や類語・ビジネス教訓を解説
「物事の結末」を重視することわざとして、しばしばシェイクスピアの戯曲名でも知られる「終わりよければすべてよし(All's well that ends well)」と比較されます。しかし、両者が内包する心理的アプローチとメッセージ性は大きく異なります。
「終わりよければすべてよし」が、途中でどれほど泥沼の混乱があろうとも最終ゴールに辿り着いた事実を肯定する「救済のレトリック」であるのに対し、「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」は、ゴールテープを切るその瞬間まで一切の気の緩みを許さない「冷徹なリスク管理のレトリック」です。この2つを混同すると、現場に不適切な気の緩みを生む恐れがあります。