なぜ意志で断てない?ギャンブルを辞める科学的アプローチと克服手順
インターネット上には「勝てる手法を学べば依存ではなく投資になる」「少額なら娯楽として続けても問題ない」といった危険な言説が散見されますが、これは依存症の臨床現場から見れば明白な誤謬です。依存状態にある脳は、勝てば「次も勝てる」と掛け金を釣り上げ、負ければ「取り返さなければならない」と焦燥感を募らせるため、収支に関わらずギャンブルを停止することが構造的に不可能です。
また、「オンライン決済の明細を家族が監視していれば防げる」という対策も、消費者金融のアプリ融資や闇金融、知人からの借入など、手段が巧妙化するだけで本質的な解決には至りません。小手先の監視ではなく、医療、法律、自助グループを組み合わせた多面的なサポート体制を構築することが、唯一の確実な脱出経路となります。