トリノ五輪から20年!荒川静香の金メダルと代表戦士たちの現在
トリノ五輪で日本中を虜にしたもうひとつの存在が、カーリング女子日本代表の「チーム青森」(小野寺歩、林弓枝、目黒萌絵、寺田桜子、本橋麻里)です。戦略性の高さから「氷上のチェス」と呼ばれる競技の面白さと、試合中に交わされる自然体の掛け合いがテレビ中継を通じて一気に浸透し、最終順位7位ながらも日本国内におけるカーリングブームの礎を築きました。
一方で、大きな注目と議論を呼んだのがスノーボード男子・女子ハーフパイプでした。天才スノーボーダーとしてメダルを期待された成田童夢さんと、その妹である今井メロさんの成田兄妹の挑戦です。
メディアからの過剰なまでの注目を浴びて挑んだ本番でしたが、大舞台の重圧や怪我の影響もあり、両者ともに予選敗退という極めて悔しい結末を迎えました。試合直後の派手なパフォーマンスや発言をめぐって当時はメディアからの激しいバッシングにさらされるなど、若きアスリートが直面するプレッシャーとメディア報道のあり方に一石を投じる象徴的な出来事となりました。