リニアとは?仕組みから開業延期の真相・最新ルートまで徹底解説
JR東海のリニア計画では、南アルプスを直線的に貫通する内陸ルートが採用されています。首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの大災害が発生した際、海岸沿いを走る東海道新幹線が長期間寸断されるリスクに備える二重系化(リダンダンシーの確保)が主たる目的の一つです。
品川〜名古屋間のリニアのルートと停車駅は以下の全6駅で構成されます。
- 品川駅(東京都港区):東海道新幹線の地下約40mに新設。都心アクセスに優れたターミナル。
- 神奈川県駅(仮称・相模原市):橋本駅隣接の地下駅。首都圏南西部の交通結節点。
- 山梨県駅(仮称・甲府市):甲府盆地南部に位置する地上駅。中央自動車道との連携を想定。
- 長野県駅(仮称・飯田市):座光寺・上郷地区に位置する地上駅。三遠南信地域へのゲートウェイ。
- 岐阜県駅(仮称・中津川市):中津川市美乃坂本駅付近に設置。車両基地が併設される予定。
- 名古屋駅(愛知県名古屋市):JR名古屋駅直下の地下約30mに設置。各路線とのスムーズな乗り換えを設計。
リニア新幹線の工事の現在の進捗を見ると、都市部の大深度地下シールドトンネル工事や、山岳地帯の橋梁・高架橋工事は各地で着実に進められています。すでに山梨実験線を含む多くの工区でガイドウェイの敷設や駅舎基盤の造成が進んでおり、ハードウェア面での開発・建設は着実な前進を見せています。