バットのグリップテープ巻き方完全解説!打撃が変わるプロの極意
バットグリップテープ巻き方で最も致命的なミスが、「打席の左右による巻き方向の逆転」です。バットをスイングする際、トップハンド(右打者なら右手、左打者なら左手)とボトムハンドは、インパクトからフォロースルーにかけて強力な絞り込み(雑巾を絞るような回旋力)を加えます。この回転方向とテープの巻き方向が一致していないと、摩擦によってテープの端がめくれ上がり、打席ごとに緩んでしまいます。
正しい野球バットグリップ向きの原則は以下の通りです。
【右打者(右利き)の場合】
バットを立ててグリップエンドを下から見上げたとき、または上からヘッド側へ向かって巻き進める際、「時計回り(ヘッドに向かって右上がりの斜め)」に巻いていきます。右手が押し込む方向にテープの重なりが逆らわないため、振れば振るほどグリップが締まる構造になります。
【左打者(左利き)の場合】
右打者とは完全に線対称になります。ヘッドに向かって「反時計回り(ヘッドに向かって左上がりの斜め)」に巻いていきます。市販の金属バットや複合バットの多くは工場出荷時に「右打者用」で巻かれているため、左打者は購入直後に一度巻き直すことが打撃感覚を安定させる必須の作業となります。