犬にアボカドは絶対Ng?危険な理由と中毒症状・誤食時の緊急対処法
アボカドによる事故で、中毒成分と同じかそれ以上に獣医療現場で警戒されているのが「種の誤飲事故」です。アボカドの中心にある球形の種は非常に硬く、大型犬であっても丸呑みしてしまうケースが頻発しています。
種を飲み込んだ瞬間に喉や気管を塞げば窒息により数分で命を落とす緊急事態になります。また、喉を通過して胃に到達した場合でも、アボカドの種は強酸性の胃液でも一切消化されません。胃から小腸へ移動する過程で腸壁に完全に引っかかり、「機械的腸閉塞(イレウス)」を引き起こします。
腸閉塞を起こすと患部の血流が遮断されて腸が壊死し、腹膜炎を併発してショック死に至るケースも少なくありません。この場合、内視鏡による摘出や開腹手術による腸切開が不可避となり、愛犬の身体に極めて大きな負担と高額な医療費を強いることになります。