鬼滅の刃・猗窩座と恋雪の悲惨な過去!無限城編が描く涙の結末
猗窩座が人間であった頃の名は「狛治(はくじ)」。病弱な父に薬を買うため罪を重ね、自責から父を失った少年を拾い上げたのが、素流道場の主・慶蔵とその愛娘・恋雪だった。看病の日々を通じて互いに心を通わせ、やがて将来を誓い合った二人。しかし、その幸福は隣接する剣術道場の卑劣な嫉妬によって、井戸への毒混入という最も理不尽な形で粉砕される。
守るべき世界を丸ごと毒殺された狛治の絶望は、凄まじい怒りと狂気へと転生した。素手で仇討ちを果たした彼の前に現れた鬼舞辻無惨。全てを失い、復讐すら虚無と化した青年の魂は、記憶を奪われ破壊の化身「猗窩座」へと変貌を遂げた。彼の血鬼術「術式展開」の陣が恋雪の髪飾りである雪の結晶を模し、技の名に花火の銘が宿っていたのは、消せなかった愛の痛ましい名残にほかならない。